2017-08

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今日は、EOBプリモビストMRIではなく、縦隔画像です。

今日は、EOBプリモビストMRIではなく、縦隔画像です。

79才、女性。胸部単純写真で縦隔腫瘤を指摘。

単純写真は?
PA
Chest PA select

側面像
Chest lateral select

MRIシリーズ

T1WI
T1WI select 1

T2WI
T2WI select1
T2WI Sagittal
T2WI sagi select2

拡散強調像 B=700
Diffusion select1

ADC
ADC map select1


さて、診断は?
簡単と思った先生。

では、この症例の今後の方針はどうしますでしょうか?

1.経過観察
2.胸腔鏡手術
3.開胸手術
4.化学療法

いずれでしょうか?






診断は、胸腺腫です。
境界は比較的明瞭であり、やや分葉化がみられますが、
明瞭な囊胞成分は認めず、隔壁もやや不明瞭です。
ただし、やや不整な部分もあります。
CTが呈示されていないので石灰化はわかりません。

胸腺腫を誤解しないようにしなければいけないんですが、
名前が、おとなしい感じの病名なので
おとなしい病気と勘違いしている先生がたまにいらっしゃいます。

これは、Malignancy ですので絶対に手術です。
ご注意ください。
そして、取り残さないようにしなければならないので
絶対に開胸手術です。

ですから、前縦隔に充実様の病変を単純CTで見かけたら
けっしてフォローアップしてくださいとは記載せず
造影前後のCTを撮像して、造影されるか否か
を判定しなければ成りません。

ちなみに当院は胸部MRIを行っています。

胸腺腫はがんと考えてくださいね。
誤解のないように。

ちなみに
胸腺腫のWHO分類(WHO 2004) WHO classification of thymomas

http://immuno.med.kobe-u.ac.jp/ThymomaWHO/ThymomaWHO.shtml

見てみてください。
悪性の度合いが type A, AB, B と行くにつれて悪くなるだけで
もともと胸腺腫は悪者です。
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テーマ:教育 - ジャンル:学校・教育

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画像診断プロモーター イチロー

Author:画像診断プロモーター イチロー
放射線専門医
プリモビストの秘訣を無料で盗みたい方は、こちらから
市川先生との単独インタビュー

このブログは、臨床で活躍されている放射線医師、画像診断医、臨床医、診療放射線技師の方々のために、CTとMRIを中心としたあらゆる情報を共有することを目的としています。最近発売になって話題となっているEOBプリモビスト情報を主体に肝臓のMRI,CT、乳腺画像診断(MR mammography およびmammography)、急性腹症、頭部CT,MRI等その日に経験したホットな話題を提供していきます。 

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